仏像を見に上野へGO! [日記・雑感]
本日は上野の国立博物館へ「仏像展」を見に行ってきました。
テーマは一木造ということで。
日本人の技術力って昔からすごいなぁ…と感心しつつ見仏。
展示的に前半が関西(時代が古い)→関東(まま新しい)という感じだったのですが、
関西のは木造だけども彩色をしたり箔をはったり、表面もなめらかで、
細工もかなりこまかく表情も豊かで、渡来した仏教を自分たちの中に取込んで作り上げたという、海の向こうの雰囲気を残した趣なのですが、
関東のは木目の風合いをいかしたり、彫った後を残したり、あと、全体的に野趣あふれる感じで。もともとの日本の自然を崇める土着の宗教的なにおいを感じさせるものが多かったのが、対象てきだなぁと思いました。
個人的には関西圏の表情や手の動きや衣装が優雅な感じの仏が好きですね。残念ながらワタシの好きな如意輪観音がなかったけど…。
その後は本館で国宝やら重文やらを見学。
高村光雲の「老猿」とか「妖刀(笑)村正」とかいろいろ。
展示物もさることながら、本館の建物自体もすごく凝ってて、
窓枠にすごく凝った彫刻を施してあったしとか、見所満載。
なかなか充実した半日でございました。
2006-11-02 18:39
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