一澤帆布って名前も好きだけど [日記・雑感]
ワタシも愛用している「一澤帆布」が今大変。
詳しい騒動は「一澤帆布加工所スタッフからのメッセージ」で。
新聞やネットで今までの騒動について書いてあるのを読んだ時は「それでも実績も、顧問弁護士が管理してる遺言書もあるんやから、落ち着くところに落ち着くやろー」と思ってたのに、もうのっぴきならない状況に。なんででしょう?なんで裁判所は長男の方の主張を認める判決を出したんでしょう?
ワタシは幸い京都まで買いに行ける距離に住んでるから、今度はどんなカバン買おうかなーと散歩がてらお店に行って、あれも欲しいこれも欲しいと、いつ行ってもお客さんのたくさんいる店内をウロウロするのが大好きでした。お店の店員さんも明るくて、質問すると親切に教えてくれるし、このヒトたちもこのお店が好きなんだなぁと感じさせてくれてたのに。それはお会いしたことはないけども、きっと信三郎さんのお人柄によるものでもあったのではないでしょうか?
そのお人柄が愛用者たちに「一澤信三郎さんを応援する会」を立ち上げさせるきっかけになってるのだと思います。おそらく商標権に関してもこれからは長男の方以外は「一澤帆布製」というタグを使うことが出来なくなると思うのですが、けっして愛用者たちが「一澤帆布」という名前だけで選んでいるのではなく、職人さんたちが一生懸命手作りしている商品、その質を落とさぬための努力、大量生産ではないからできるアフターケアーによっているものだということを改めて考えさせられました。
これから、あの知恩院の前のお店に行くことはないかもしれませんけど、もし信三郎さんと職人さんたちが新しいお店を作ることがあったら、ぜひとも訪れてみたいなと思ってます。それまでは今使ってるカバンを大事に大事に使おーっと。
揉めてる話はありましたけど、まさかココまで酷いことになるとは
ビックリでしたね・・・。
何か「儲け」という言葉がちらほら見え隠れ・・・。
それを生み出しているお客さんや、職人は置き去りにしてるんですけどね。
by サンディ (2006-03-01 23:09)